英会話スクール レッスン料研究!
■英会話のコスパとは
マンツーマンレッスン1レッスン2000円、グループレッスン500円など、格安なレッスン料を売りにするスクールをよく目にします。
こういうスクールも、普通にネイティブの外国人講師によるレッスンを行い、決して「安かろう悪かろう」ではありません。
しかし、マンツーマンレッスンの相場は、5000円~7000円と言われる中、2000円のレッスン料で成り立つのでしょうか? そういうスクールで働く講師はいるのでしょうか?
実際は入会費、テキスト代などの名目で生じる費用にあります。これを、英会話スクールの側に立って検証してみましょう。統計的に、生徒は10回のレッスンで離脱していきます。つまり、例えば、1レッスン2,000円のスクールでも、入会時に40、000円の入会費を取れば、40、000円を10で割った4,000円+1レッスン2,000円 =6,000円 が1レッスンあたりの実質的な収入となります。つまり「相場通り」という訳です。
■「続けられる事」が最高のコスパ
上記は、英会話スクール比較サイトでも取上げる内容ですが、もう一歩踏み込んだ考察をしてみましょう!
「多くの英会話初心者は、挫折した後、しばらくして別のスクールを探している」という事実です。 その生徒さんにとって、挫折して途中でやめたスクールに費やした時間とに支払った費用は、全くの無駄金です。それどころか、挫折感を味わった分、次のスクールでは、ゼロではなく、マイナスからの再スタートとなります。
つまり簡単な話ですが、「最初のスクールで長く続けられる事」が、最速に目標に辿り着く事であり、結果的に最高にコスパが良いスクール選び、という事なります。
生徒さんの目線で見れば、「このスクールで長く続けられそうか」を見極める事が、経済学的に最も叶ったスクール選び、ということになってきます。
■まとめ
英会話に限らず、新しい事を、その道のプロから学ぶことは、それなりに費用が掛かるもので、それは「自分への投資」と言えましょう。
しかし、投資なのですから、一定範囲内に収まるようにしたいもので、また投資に対するリターン(成果)を考慮したいものです。
「グループ1レッスン500円」とか「オンラインレッスン100円」などの宣伝に踊らされることなく、英会話初心者が続けられることが結局は最高のコスパであることを念頭に置いたスクール選びが重要。
格安レッスンは、英語力を持続させていく、話す時間を作ることで更に上を目指す、など上手に利用していくと良いですね。